静岡大学 井上研究室

当研究室では

 素材として素晴らしい特性をもつカーボンナノチューブ(Carbon nanotube:CNT)のまったく新しい合成方法を開発して、これまでにないカーボンナノチューブ構造体を作製しています。カーボンナノチューブは「21世紀の新素材」と呼ばれるほど電気特性や機械特性、熱特性が大変優れているナノ材料ですが、私の研究室では特に機械特性に注目して、高強度・超軽量カーボンナノチューブ材料開発を行っています。これが実現すれば、自動車や飛行機などの乗り物を今の1/10程度にまで軽量化できるので化石燃料を大きく節約することができ、二酸化炭素排出量を大幅に削減できると期待されています。

カーボンナノチューブに興味を持たれている一般・企業の方へ

 当研究室のカーボンナノチューブは、長い、真っすぐ、高密度、高結晶性多層CNT、高紡績性と いった、特異な特徴を持っています。
 カーボンナノチューブを紡績して、長繊維や配向シートなど大型の素材に加工もできるため、従来の粉末状 では不可能であったCNT応用が簡単に達成できます。
 「見てみたい」・「触ってみたい」・「話だけでも聞いてみたい」と思われたら、気兼ねなくお問い合わせください。
 小学校・中学校・高校の方も、お問い合わせ大歓迎です。